
海上釣堀の釣りは高級魚も釣れて魅力的な釣りの一つですよね。
でも、難しいのは、使うエサの種類が多いことだと思います。
海上釣堀では、常に釣り人からのエサにさらされているので、同じエサばかり使っていると、どうしても釣れなくなります。
だから、エサをローテーションしていく訳ですが、主にタイを狙うだけでも7〜8種類のエサを使うのが釣果を伸ばすコツだと言われています。
なので、用意しておきたいエサについて知っておくことは必須になります。
釣り堀に行ってから、もっとエサを用意しておけば良かった、なんて後悔しないように、今回は主に青モノではないマダイをターゲットにした場合のエサの種類を紹介します。
モーニングラッシュ時のエサ
まずはモーニングラッシュというのをご存知ですか?
モーニングラッシュとは朝一番のサービスタイムのことです。
朝一番は、前日にマスの中に残った魚にはエサも与えられないので、空腹状態。 さらに、その翌日のために、マスには新たな魚を補充します。
だから、朝イチ番はお腹を空かした魚がたくさん待ち構えていることになります。
つまり、モーニングラッシュとは朝一番によく釣れる状態の時と考えると良いでしょう。
時間にして、30分から40分ぐらいです。
この時、エサは何を使えば良いのでしょうか。
これは、釣り堀のスタッフが教えてくれるので、それに従うと良いでしょう。
大体がダンゴ、ササミ、ムキエビの手返しの良いエサを勧められます。
勧められたエサをローテーションしていけば良いでしょう。
ここで注意点ですが、間違っても、これ以外のエサも試してみようかな、と思わないこと。
余計に釣れなくなるだけなので、勧められたエサの中からローテーションしていくのが釣果を伸ばすコツになります。
マダイ狙いの基本の3種類
マダイを本命のターゲットにして釣っていきたい場合、基本のエサとなるのは、季節にもよりますが、ダンゴを2〜3種類、生エサを2〜3種類、活きエサを1〜2種類、用意するのがベストです。
では順番に見ていきましょう。
ダンゴ
ダンゴの種類にはまずは色付きのダンゴがあります。
色の種類は、ノーマル色(生ミックやいわしだんごなどの肌色〜茶色)、黄色、ピンク色があります。
色以外にも、匂いが付いているアミノ酸系のダンゴがあります。
使い方としては、ノーマル色で食ってこない時に、色付きのものを使います。
アミノ酸系のダンゴはシマアジが食ってくるダンゴでもあるので、欠かさず用意すると良いでしょう。
ノーマル色でアタリがない時は、これらをミックスさせても効果があります。
生エサ
生エサで用意しておきたいのは、ササミ、ムキエビ、殻付き冷凍エビ、ホタルイカの4種類です。
ササミとムキエビは現地でも売っていますが、他の2種は自分で用意しておいた方が無難です。
加工されたササミ、ムキエビで反応がないなら、加工されていない殻付き冷凍エビ、ホタルイカで様子を見ます。
殻付き冷凍エビは、自然な形をしている所、ホタルイカは匂いや発光体の部分に加工エサとは違う魚を寄せ付ける要素があるようです。
活きエサ
活きエサには、タイの大好物のシラサエビ、アオイソメを用意します。
春先と秋口は、目の前に来た虫エサを積極的に捕食する時期なので、活きエサの方が当たりエサになるケースが多くなります。
まとめ
いかがでしたか。
マダイを狙う場合には、ダンゴ、生エサ、活きエサの3種類から数種類ずつ用意して釣りに臨むと良いでしょう。
エサのローテーションが釣果を伸ばすコツになります。
釣り場に行って後悔しないよう、しっかりエサを準備して臨んでください。