
釣りの中でも比較的安全な防波堤釣り。
それでも様々な危険や守らなければならないことがあります。
それらを守らないことで、魚が釣れにくくなることはもちろん、最悪の場合、お気に入りの釣りポイントが立ち入り禁止区域になることもあります。
そこで今回は、防波堤で楽しく釣りをするためのルールとエチケットをご紹介します。
この記事の目次
立ち入り禁止区域に入らない
絶対入らないようにしましょう。
なぜなら、漁港関係者とのトラブルになったり、作業の邪魔になったりします。
また、係留している船やロープなど危険なものが多くあります。
また、立ち入り禁止区域で夜釣りをしていた中学生が警察に見つかり軽犯罪違法という前科がついたという実例もあります。
注意しましょう。
大きな音や声をださない
クロダイやメバルなどの繊細な魚は大きな音や声だけでも逃げてしまい釣りにならない場合があります。
もし、釣り場にクロダイやメバルなどを狙っている釣り人がいたら、その釣り人に注意される前に静かにしましょう。
割り込まない
防波堤では、釣れる場所と釣れない場所がはっきりしていることが多いです。
釣れる場所にいる人は、朝早くからポイントを確保して、アマエビやダンゴなどを撒いて魚を集めていることがあります。
なので、いくら釣れているからといって、割り込みはしないようにしましょう。
投げ釣り時は後方に注意する
防波堤は家族で釣りを楽しむ人も多くきます。
中には小さい子供が防波堤をウロウロしていることもあります。
最悪の場合、後ろを通っている人の目や口にハリを仕掛け大怪我をさせてしまうこともあります。
なので、投げる前には必ず後ろをチェックして、誰もいないことを確認してから仕掛けを投げるようにしましょう。
ゴミ、仕掛けは持ち帰る
防波堤の釣り禁止区域が増えている原因として、釣り人によるゴミ・仕掛けの放置が上げられます。
現在多くの場所で立ち入り禁止や釣り禁止等の規制を受けています。
中には、年間10万人もの人が釣りをしていた人気スポットが立ち入り禁止になってしまったり、港湾全体が立ち入り禁止になったというケースも珍しくありません。
軽い気持ちで、仕掛けやゴミを放置していたら、お気に入りの釣り場が立ち入り禁止区域になっていた…。
なんてことにならないようにゴミや仕掛けは持ち帰るようにしましょう。
小さな子供にはライフジャケットを着用させる
実は毎年150~250人近くが釣りで事故にあっています。
その時にライフジャケットを着用していた人の生存率は9割、着用していなかった人の生存率は5割というデータもあります。
特に小さな子連れの人は、子供にライフジャケットを着用させることをオススメします。
そうすれば万が一、子供が防波堤から落ちても、命を失わない可能性が飛躍的に高まります。
アマエビ・コマセ類は洗い流す
使用したアマエビ・コマセ類を防波堤に落としたまま放置すると悪臭を放つようになります。
次回、同じポイントで釣りをしようと思ったら、その場所が臭かった…なんてことはよくあります。
なので、アマエビ・コマセ類が防波堤に落ちたら、海水で洗い流すようにしましょう。
まとめ
以上が防波堤で釣りをする時の注意点になります。
この注意点を無視すると、せっかくのお気に入り釣りポイントが立ち入り禁止区域になったり、他の釣り人に大怪我させたりと楽しく釣りができなくなってしまいます。
この記事を見ているあなたは大丈夫だと思いますが、一緒に釣りに行く家族や知人にもこの記事に書いてることを伝えてあげると親切ですね。それでは、釣りを楽しんでくださいね!